るんるん書評

読書が好きな大学生がオススメする本を紹介するブログです!

2019-10-05から1日間の記事一覧

ゆるやかな没落『斜陽』 ー明るさと暗さー

どんな話? 太宰治の『斜陽』を読みました。戦争が終わった昭和20年。没落貴族となって、当主であった父を失ったかず子とその母は、生活を続けるために東京の家を売って、伊豆の山荘で暮らしていました。2人は着物を売ってまで、なんとかぜいたくな暮らし…